冬乃「(ドラえもんですかっ

冬乃「(ドラえもんですかっ)」

土方「うぎゃあああぁぁあ早く来やがれ総司いいいいぃ」

沖田「ましてや猫の大きさじゃ、鬼の土方さんでもひとたまりもないから」

冬乃「(そういえば刀も預けて手元にないもんね・・)(ちょっと同情)」

女の人「きゃああぁああぁぁ」

男の人「ぎゃああああああぁあああ」

他の客「なんの騒ぎだーー!!」

他の客2「うるせええぇぇ!!」

別の女の人經血過多「ひひやあぁぁああ?!」

別の男の人「うげええええええ!?」

他の客2「うへ!?なんじゃありゃあ!?」

別の女の人2「いやああぁぁあ」

別の男の人2「うおおおぉぉお」

あちこち同時にあがっている悲鳴

 

冬乃「(部屋を出てく沖田を見送りながら)(え・・何匹いるの・・・)」

 

 

さらに暫しのち。

 

冬乃「(静かになった・・)」

沖田「おまたせ」

冬乃「お、おかえりなさい!どうなりました・・?!」

沖田「気絶させて外の堀に捨ててきたからもう大丈夫(とりあえず今夜は)」

冬乃「え」

沖田「手は念入りに洗ってきたから心配しないで」

冬乃「(首を振ってみせる)あの、何匹いたんですか」

沖田「三匹」

冬乃「(どうやって退治したんだろう・・・)」

沖田「そんなことより。(冬乃を抱き上げる)」

冬乃「(きゃああ)」

 

 

以下自粛。

 

 

そして翌朝・・・

 

沖田「おはよう土方さん」

冬乃「おはようございます土方様」

土方「総司、てめえ」

沖田「いきなり何ですか、その挨拶」

土方「何ですかじゃねえ!!てめえ昨日わざとだろ!?」

沖田「わざとって何が」

冬乃「(え、まさか土方様へのいやがらせに、総司さんがネズミを放ったとか・・?さすがにそんなわけ・・・)」

土方「ネズミに向かって叩きつけてた剣気、どさくさに紛れて俺にも当てやがっただろッ!!そのままネズミ持って出て行っちまいやがって戻ってこねえし、俺があれからどんな目に遭ったか・・」

沖田「いやだなあ、わざとなわけないでしょう。当たったなら誤射ですよ」

土方「誤・・射だと・・・?」

冬乃「・・・(絶対わざとだ・・わざとに決まってる・・・)」

土方「お、おめえのせいであれから俺は(一晩俺のムスコが使いものにならなかったんだぞこのやろうが!と叫びかけて冬乃の手前だまる)」

沖田「何か大変だったようですが、すみませんね、貴方のためにネズミ退治が最優先でしたから」

土方「・・ぐ」

冬乃「(どんな目に遭ったんだろう)」

沖田「さあ帰りますよ」

 

土方「(・・・もうやだ・・・)」

 

 

日夜かぎらず、やっぱり沖田さんのいやがらせは、こうして今日も明日もあさっても続きます。

 

(逃走)今回は最後の更新から一か月をゆうに超えての更新となってしまい、いつも以上にまことに申し訳ありません(T□T)

あいもかわらず御礼になっていない御礼SSでお目汚しさせていただくことになります・・

今回は今までで一番すみません、と先に謝って、葵め、逃げます。

無益な時間を少しばかり過ごしてもお構いない方だけ、お進みください・・・・・(平謝

 

 

 

例の上七軒にて

 

 

土方「(ひでえ目に遭った・・)もうここでいい。さっさと帰れ」

沖田「俺らも残りますよ」

土方「はあん!?」

沖田「明朝、店前で待ち合わせましょう」

土方「・・・てめえ、女連れで何するつもりだよ」

沖田「貴方にはどうでもいい事でしょうが」

土方「いいわけあるか、この店は俺の縄張りだっ勝手な事してくれるな!」

冬乃「(縄張り・・)」

沖田「変な事はしませんよ(さっさと冬乃の手を引いて店に入る)」

土方「あ、おい待てコラ」

冬乃「(な、何する気だろう・・)」

土方「変な事したら承知しねえからなっ(背に追わせる)聞いてんのか!」

冬乃「(ハラハラ)」

 

女将「これは沖田様おいでやす(おひいさまが御同伴・・?)」

沖田「この人に花街の化粧、髪結いと着付をお願いできますか。御代は幾らになっても構いませんので(土方さんの花代に付けとくから)」

女将「(せやったら)ほな、おひいさまこちらへ」

冬乃「(まさかのコスプレ?!)」

女将「(案内の者を向いて)沖田様をお部屋へご案内おし」

沖田「冬乃、楽しみに待ってるよ」

冬乃「(きゃああ・・)」