Entries from 2021-08-01 to 1 month

どんな風に唯由の気分を良

どんな風に唯由の気分を良くさせる褒め言葉を言っているのか、蓮太郎は、義母、に訊いてみた。 だが、虹子は機嫌悪そうに、 「知らないわよ、playgroup そんなこと」 と言ってくる。 「私は思ったままを言ってるだけよ。 あなたも思ったまま言いなさいよ。 …

「お前んち

「お前んち、蓮形寺家とも付き合いあるんじゃないの? 俺、彼女によく似た月子ちゃんって子を知っててさ」 「……月子?」 「あっれ~? どうしたの?期指イケメン二人い踏みで」 リラクゼーションルームには大欠伸している紗江がいた。 「いやいや、紗江さん…

「お疲れ様です

「お疲れ様です~」 と少し離れた場所から唯由たちが微笑み言ってくる。 「お疲れ様」 と返した。 そのまま彼女らは通用口から建物の中に入ろうとした。 なんとなく見送っていると、期指 一度中に入った唯由が出てきた。 立ったまま夢を見ているような心地だ…

「お前は今日から

「お前は今日から俺の愛人だ」 逃げられないよう唯由の両手をつかんだ蓮太郎は、かなり迷って額にキスしてくる。 すぐに離れた彼は強引な言葉とは裏腹にちょっと照れたような表情を見せた。 そして、照れ隠しなのか本気なのか。 「……これで幾らだ」 と訊いて…